蓬門

世の隅でコソコソと蠢く

もやしもん8巻

本日発売の最新刊、早速買ってきました。とても良かったです。久しぶりに胸が震える漫画を読みました。*1自分が求めていることの一つが「人に笑顔を与えたい」であることを見せてくれました。他には自分のありたい姿として「作り手」であること。自分が思い描く理想の姿って何だろう。他にも、今回は樹が食文化の多様性のすばらしさについて買っています。多様性って、自然界では適応力の増大、消費者の立場で言うと選択肢が増えるということ。文化も、科学も、芸術も、民族も、自然も、多様性があがればあがるほど、世界は化学反応のパターンが広がって、良い世界になることを信じてます。
ちなみに今回の見所は、個人的には、加納さん。実に気高く、強く、タフなところがいいですね。そしてなんと言っても、ムトーが一枚の雑誌の写真から動き出すところ。これも人間の個性の多様性があったからこそ、かもしれません。

*1:そういえば「もやしもん」を読み始めたのも蛙さんのお勧めだったっけ・・・。